お茶をおいしくいれるコツはお湯の温度、茶葉の量の割合、急須の中に置く時間、そしてつぎ方等の要素の加減です。下級のお茶でも出し方ひとつでおいしくなるというのはここに理由があるわけです。
煎茶のいれ方
- 急須にお湯を注いで温めます。お湯は3分間沸騰させたものを使い、蓋をしてしばらく置き、急須全体を十分に温めます。
- 急須に人数分の茶葉をいれます。
- 急須に70〜80度のお湯を注ぎ、蓋をして約1分間置きます。深蒸し煎茶の場合は約30秒置いてから湯のみに注いでください。呑むときの温度は約65度が良いとされています。
玉露のいれ方
- まず、急須にお湯を注いで温めます。お湯は3分間沸騰させたものを使い、蓋をしてしばらく置き、急須全体を十分に温めます。
- 急須に人数分の茶葉をいれます。
- 急須に50〜60度のお湯(一度沸騰させたもの)を注ぎ、蓋をして2〜3分置きます。
水出し煎茶、水出し玉露のいれ方
- 急須に人数分の茶葉をいれます。
- 急須に冷水を注ぎ、3〜4分置きます。早く召し上がりたい時にはお茶の色が濃くなるまで振ります
- グラスに注ぎます。水を入れるとなお一層おいしく召し上がれます。